トヨタ・ハイエースはたかい耐久性や積載可能量・運搬能力の高さを持ち、特に業務用の商用車として広く利用されています。その抜群の堅実性と実用性から「トヨタの日本車」の代表車のひとつであると言え、海外でも高い人気を誇っています。ハイエースの特徴として、ガソリン車とディーゼル車の二つの仕様が販売されていることが挙げられます。ディーゼル車の魅力は、なんと言っても燃料費の安さと燃費の高さにあります。
第5代目となる現行モデルで比較すると、街乗りの場合で最大2キロ前後の違いが出ると言われています。ただし、ディーゼル仕様は大幅に本体価格があがってしまうため、燃費差による恩恵を受けるには、かなりの長距離を走る必要があります。また現行モデルでは問題ありませんが、2004年以前に販売されたハイエース200系はディーゼル車に対する規制(NOxPM法)により、車両の登録や通過が制限される場合があります。
自身の利用スタイルを考えて、適切な車両タイプを選択する必要があるでしょう。