日本一の自動車メーカーとして数々の名車を世に送り出してきたトヨタ。
中でもカローラは、日本の大衆乗用車として多くの人に親しまれ、セダンタイプが11代48年に及ぶ、現在最も息の長いシリーズとなっています。初代モデルが登場したのは1966年。大衆車という位置づけながら内装にゴージャス感を演出、1100ccのエンジンは当時のヨーロッパの同クラス車を上回る加速性能を誇り、手の届く高品質として多くの人に親しまれました。
以来、トヨタの代表車としてトヨタの販売店にその名を冠するほどです。1966年の初代以降、モデルチェンジが重ねられ、現在はセダンタイプのカローラアクシオと、ステーションワゴンタイプのカローラフィールダーの2つのタイプがラインナップされています。その時代ごとの燃費基準もクリアして、燃費性能も向上させています。これからもその時代の要求に応じて、大衆車としての進化を続けていくのか、見守っていきたいところです。